ごあいさつ

神野の"ありまさん家"

私は鹿屋市吾平町にある神野地域が故郷です。

神野地域は、山や川などの自然に囲まれた緑豊かな地域です。この地域で過ごす方々は農業や林業、町内外の企業に勤め生活を営んできました。

しかし、日本全国、鹿屋市においても高齢化は進み、神野地域も介護が必要な方々が年々増えてきました。

鹿屋市の高齢化率も上昇し、福祉事業を行う企業も増えてきましたが、神野地域まで訪問し、介護を行ってくれる事業所は少なくなってきています。

介護が必要になった方は、家族介護が主となり、限界がくると施設入所になります。住み慣れた地域を離れて老後を過ごす方も少なくはありません。しかし、これは神野地域だけでなく、近隣の地域でも、同じだと思います。

 

人は常に死に向かって生きています。

 

そのもっとも死に近い時期の中で、高齢者の方の多くが、最期に過ごしたい場所を住み慣れた自宅でと考えているようですが、現状では8割以上の方が病院や施設で最期を迎えられています。この状況を私は変えていきたい。 私に関わった多くの方が自分の望む場所で最期を迎えることができるよう当社で行う事業を通して支えていきたい、そう考えています。

鹿屋市では在宅支援事業が増えてきた中、有料老人ホームの増加も多くなり、訪問介護事業は少しずつ、職員不足の煽りをうけ減ってきています。施設やデイサービスが増え、ご家族の負担が減ってきたことはとてもよいことだと思います。しかし、当事者である高齢者の方にとって、安心の場所は最期まで、住み慣れた家であり、家で過ごせることが尊厳の保持や自立支援の第一歩だと考えます。この先の福祉事業の将来を見据えると、在宅で過ごせる環境づくりが第一線に浮上してくるでしょう。

私は在宅支援サービスにおける基盤を作り上げ、今後の鹿屋の福祉を支えていきたい、鹿屋市認知症相談窓口「オレンジのまど」に認定され、今後ますます、地域の介護事業所及び医療機関との連携を中心とした隙間のない(シームレス)サポート体制を作り上げていきたいと考えています。

 

有馬 理文